DB構築の歴史


関西圏では古くより地盤情報の集積が行われてきました。1966年には3,461本のボーリング柱状図を掲載した大阪地盤図が出版され,その後,神戸の地盤(1980),京都地盤資料集(1986),新編大阪地盤図(1987)といったボーリング柱状図集の地盤図が発刊されました。
この流れを引き継ぐように2つの大きな地盤情報データベースが構築されました。ひとつは大阪湾を中心とした地盤研究を目的とした「大阪湾地盤情報データベース」(*1),もうひとつは陸域(大阪平野,神戸・阪神間および京都盆地)の地下空間の地盤研究を目的とした「関西地盤調査情報データベース」(*2)です。これらの2つのデータベースは2003年より一体化され,現在の「関西圏地盤情報データベース」に統合されました。
 
(*1) 大阪湾海底の地盤研究委員会(1984〜1991)
   大阪湾海底地盤情報の活用に関する研究委員会(1991〜1995)
(*2) 地下空間の活用と技術に関する研究協議会(1984〜1991)
   関西の大深度地盤の地質構造とその特性の研究委員会(1984〜1991)